健康によい?コーヒーのペーパーフィルター

 コーヒーを入れるときにつかうペーパーフィルター。
 このフィルターにもいろんな種類があるんですよ。
 おなじみの台形のフィルターや、扇形、円柱型のフィルターもあります。


 厚みや、色、形状も様々で、小さな穴が沢山あいているもの、表面が波うっているフィルターもあります。
 あまり、厚いフィルターだと抽出が遅れて苦くなってしまいます。某ホームセンターで買ってみた紙フィルターがそうでした。
 有名なカリタやメリタなどのペーパーフィルターであれば、大丈夫です。
 色は茶色と白があります。
 茶色は未サラシといって、漂白してありません。原料の紙を水洗いしています。白色は酸素漂白しています。
 どちらが売れているかというと、未サラシ。無漂白ということでイメージが良いようです。
 でも、この未サラシ。どの商品も同じ色をしているんです。う~ん不思議。
 自然の原料なので、季節などによって色が違うはずなんです。
 そして、何度も水洗いしているせいで、紙自体が弱くなってます。だから、破れてしまうこともしばしば・・・。
 あと、匂いもあります。コーヒーの成分は液体には1%未満の繊細な飲み物紙の匂いがコーヒーについてしまっては、もったいないですね。
 紙が臭いかどうがは、湯通しして落ちたお湯の色と匂いを嗅ぐとよく分かります。
 それでは、酸素漂白はというとイメージはよくないようです。
しかし、昔は塩素で漂白でしたが、現在は酸素漂白。環境にも、体にも優しいのです。
 匂いもなく、丈夫で品質の安定した「白色」のペーパーフィルターをお勧めします。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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