コーヒーサクラ キッズルーム

コーヒーサクラキッズルーム

当店では数年に一度ほどのペースでスタッフの募集をしてきました。

ありがたいことに、毎回多くの方からのご応募をいただくのですが、小さなお子さんを育てられている女性の方が多くいらっしゃいます。そこで問題となるのが勤務時間。

お子さんが保育園や幼稚園へ行ったり帰ってきたり、習い事があったりと、女性が家事や育児をやりながらの仕事となるケースが多くなります。もちろん男性がその役割を担ってもよいのですが、社会的にそのような環境になっている会社は、この辺りには少ないようです。

お子さんが風邪をひけばお母さんが病院につれていき、お父さんは、いつもどおり職場に出勤というケースがほとんどです。

お母さんは、仕事をしないまま家事や育児だけをしていることで社会から孤立してしまう不安をもたれたり、ご結婚前は仕事をバリバリこなされていた方もいらっしゃいます。
また、女性は組織全体を気遣う能力や、一度にたくさんの事を並行して行う能力に長けている方が多いと感じます。

なんとか、そんな多くの方々が働きやすい職場ができないかと考え、移転にあわせてキッズルームを作ることにしました。キッズルームは、4畳半のスペースがロフト形式になっているので合計9畳。(ロフト部分は現在未完成で、写真はロフト下のキッズスペース。店舗の床面積は23坪です。)
その分、旧店舗にはあった、お客様の試飲スペースなどはなくなり、ベンチのみとなっています。

いずれ当店のスタッフのお子様が大きくなってきた頃には、お客様のキッズスペースになったり、試飲スペースとなるかもしれませんが、状況に合わせてスペースを有効活用していきたいと考えています。

キッズスペースを作ってからは、スタッフのお子さんがきてくれますが、とっても可愛いです。そして、子育ての大変さも、よく分かります。とはいえ、お母さんは24時間毎日育児なので、私が接している時間はごく一部なので、まだまだいろんなことが家庭では起こっているんだろうなと想像してます。
(私は姪や甥と過ごした経験はありますが、自分自身の子供を育てた経験がありませんので、お子さんを育てている方は凄いなと関心しているだけです。)

お子さんにとっても、自分の親や大人が働く姿を見て育つことは、きっと良い影響があるのではないかと思っています。
(実家は商店街の一角で自営業をしていたので、働く親や大人を見て育ってきました。実家のお店のお客様にも可愛がってもらいました。そんな環境で過ごせたことを、とても感謝してます。)

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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