カッピングフォーム

コーヒーを評価する際、カッピングフォームを使うことが多くなりました。
※もちろん、コーヒー関係者のみですが。

このときに使うコーヒーのカッピングフォームには、2種類あります。
ひとつは、アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA、現在はSCA)のカッピングフォーム。

このフォームは、各項目の採点は、なぜか6点から10点。
0点~6点未満がありません。
つまり、前提が品質が高いコーヒーなので、品質の低いコーヒーは想定外ということでしょうか?

もうひとつのカッピングフォームは、COE(Cup of Excellenc)で使われているカッピングフォーム。

これは、SCAのカッピングシートに、アメリカのジョージハウエル氏が改良を加えたもので、各項目は0点から8点まで。
SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)、SCAE(Specialty Coffee Association of Europe)も、このシートを使用しております。
coffee cupping form
※COEホームページより。PDFにてダウンロードできます。
カッピングフォームダウンロード

※Cup of Excellenceは最高級のコーヒーに対して与えられる称号のこと。 厳しい審査会により、その年に生産された最高のコーヒーに対して与えられます。その後、Cup of Excellenceの称号を与えられたコーヒーは、インターネットオークションにかけられ、世界各国のコーヒー業者に販売されます。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。