コーヒーを入れるときに使うペーパーフィルター


ペーパーフィルター工場


無漂白コーヒー

コーヒーを入れるときに使う紙フィルター。
普段何気なく使ってますが、このフィルターでコーヒーの味が随分変わります。
特に、紙は周囲の匂いを吸収しやすいので、密閉保存しておかないと、ついた匂いがコーヒーにも移ってしまいます。
フィルターには、紙の種類や厚さ、密度の違いなど、様々な種類の製品があります。
先日、尋ねたペーパーフィルター工場では、日本で最も紙の厚みのあるフィルターを作っています。
紙の表面が波打つように加工しているためですが、その分表面積が増えスムーズにコーヒーを抽出することができます。


紙を接着する際は接着剤などは一切使わず、紙に凹凸をつけ圧着します。圧着した部分の強度を保つためには、紙の水分量を3〜5%と季節により変化させます。
紙の種類もパルプ100%のものや、麻や綿を5%混ぜたものがありますし、パルプの産地によっても色合いが変わってきます。そして漂白したものや、漂白剤を使用せず大量の水を使い水洗いしたものなどがあります。
全体をとおして感じたことは、今回お伺いした工場で作られた製品は安心して使うことができる。
そして、ここの工場で作られているペーパーフィルターには、環境に優しいと言われているものや食の安全を考えられたものなど、いろいろな種類のフィルターがあります。その中でも、この工場で採用された方法で漂白されたパルプ100%のペーパーフィルターをお客様にお勧めすることが一番良いのではないかと実感しました。
当店で扱っているペーパーフィルターは、自信を持ってお客様にお勧めすることができます。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。