ブラジルコーヒー農園の気候被害

暑い日が続きますが、ブラジルでは過去25年の間で最も寒い気候となっています。
コーヒー生産地では7月下旬、数時間にわたって気温が氷点下となりコーヒー農園に霜(しも)が降りました。
コーヒーの木は霜に非常に弱く、霜がおりることで壊滅的な被害をうけます。
全てのコーヒーの木が被害を受けたわけではありませんが、世界のコーヒー生産量の約3割を占めるブラジルコーヒーにこのような被害があると、コーヒー取引市場にも大きな影響を与えます。
霜がおりてまだ1週間ほど経過した現在のコーヒー生豆取引価格は7年ぶりの高値となっています。
なお、実際に農産物であるコーヒー豆に被害がでるのは、来年5月以降の収穫分となり、今年収穫されたコーヒー豆の供給量については問題ありません。
投稿者プロフィール

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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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