ブラジル旅行記サントス港

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ブラジルのサントス港です。
ブラジルサントスというコーヒーの銘柄がありますが、サントスというのは、ブラジルの港の名前。


サントスは南米ブラジルの南部サンパウロ州の海沿いの港町。ここから、ブラジルコーヒーのほとんどが出荷されています。
港沿いに延々と倉庫が並んで、トラックが行き来してます。倉庫の向こうが港ですが、気軽に中に入ることは出来ないようです。

ここから世界に多くのコーヒーが出荷されていると思うと感動しました。
一時期は世界のコーヒー生産量のうち8割ほどがブラジルコーヒーだっだ時期もあったようです。
現在、世界の生産量の3分の1近く生産しています。
ブラジルコーヒーには格付けがあります。
大きさによる格付けはスクリーンで表現されます。
よく自家焙煎店で使われるサイズがスクリーン18。
数字が小さくなるほど豆の大きさも小さくなります。
最大のサイズはスクリーン20。
穴の開いたふるいによって選別されます。
スクリーン18は、直径7.14mmの穴を通って、6.75mmの穴を通らなかった豆。
(18/64インチ以下で17/64インチ以上)
もう一つの格付けは悪いコーヒー豆の混入率です。
コーヒー豆300gの中にどれだけ異物があるかで決められ、No.2~No.8まで分けられます。
数字が大きくなるほど異物の混入が多くなります。
NO.2:4点 No.3:12点 No.4:26点 No.8:360点
(小石・小枝=各1点  虫食い豆=1/2点  未熟豆=1/5点  黒豆= 1点など)
異物が全くないものはないものとして「NO.1」という規格は存在しません。
こうやって格付けされたコーヒーにはブラジルサントスNO.2#18といったように表記されます。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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