一つ穴と三つ穴、コーヒードリッパーの違い

日本で市販されている家庭用コーヒードリッパーの多くは、この3つに分類されます。
(2013.4月現在)
一つ穴(台形の紙フィルター使用)
メーカー:メリタ
入れ方が簡単で、誰でも同じような味を出すことができます。少し薄めのコーヒーになりやすいですが、技術でカバーできます。
ドイツが発祥、ペーパーフィルターの元祖。1908年に発明されました。世界各国で使用されています。

一つ穴(円すい型の紙フィルター使用)
メーカー:ハリオ、珈琲サイフォン
日本が発祥、コーノ式として1973年より珈琲サイフォンが発売。近年、ハリオも取り扱いを始め、販売活動を本格化し世界に広まりつつある。
濃さを調節したり手早く淹れたり、味を自由に表現できます。
三つ穴(台形の紙フィルター使用)
メーカー:カリタ
日本が発祥で、1960年頃より発売されている。
古くから日本の家庭でもっとも普及しており、多くのスーパーなどで、この紙フィルターが販売されている。メリタの台形の紙フィルターとは少し形状が異なっているため、メリタの紙フィルターはピッタリ収まらない。
コーヒーの入れ方というと、ほとんどがこの方法で解説をされてきており、いまでもコーヒーの入れ方というと、この方法で解説されていることが多い。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。