コーヒーペーパーフィルターの原料
コーヒーは海外からの輸入に頼っていますが、お使いのペーパーフィルターの原料も海外から輸入されています。
オーストラリアや、インドネシアなどの国々から運ばれてきた木材を加工して紙を作ります。
その際、漂白をしないで、水を大量に使って洗ったものが「未さらし」というもので、茶色い色をしています。パルプ臭がすることがあり、コーヒーを入れた際にその臭いが移ることもあります。
漂白する場合は、酸素系の漂白剤を使用しています。その分水を大量に使う必要はありません。パルプ臭も少なくなり丈夫になります。昔は塩素で漂白していた時代もあったようで、環境や健康に問題がありましたが、現在は使われていないと思います。
商品に酸素漂白と書いてあるフィルターもあるのでご確認いただければと思います。
酸素漂白の紙フィルターであっても、紙を台所などに放置しておくと部屋の臭いを吸収し、臭くなってしまいます。一度臭いがついた紙はお湯をかける等しても取れませんので、チャックなどがついて密封できるビニール袋等にいれ保管していただくとよいと思います。また、その中に炭をいれていれておいと良く、随分長持ちします。
本等、長い間放置すると紙臭くなると思いますが、表面積が多く非常に臭いを吸着しやすいので気をつけましょう。密封しておけば、かなり長持ちします。賞味期限というものはありませんが、きちんと保存しておけば1年ほどは問題ないと思います。
紙フィルターはメーカーによって、厚みや表面積が違い、それぞれ味わいも変わってきます。
飲み比べてみると、どなたでも違いが分かる程です。
迷った場合はコーヒー店にアドバイスをいただくと良いと思います。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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