賞味期限切れのコーヒー
コーヒーにも賞味期限はありますが、その期限は製造者によってまちまち。
製造後1年としている企業もあれば、6ヶ月としている企業もあります。
製造業者がおいしく飲めると判断できる期限が記載されています。
当店のコーヒーはというと、「煎りたて」を特徴とし、おいしいと判断しているのは期限は焙煎後1ヶ月。
では、賞味期限が切れたコーヒーはどうしているのでしょうか?
当店のコーヒーは、1週間で販売できる量を予測し焙煎しています。
だから、いつも新鮮。
まれに、2週間経っても売れない場合がありますが、その時は2割引にして販売しておりますが当店で「2割引ラベル」を見られた方は少ないと思います。
それでは、賞味期限の切れたコーヒーは飲むことが出来るのでしょうか?
答えは、YES! 保存状態が悪くなければ、多少賞味期限が過ぎていても飲むことが出来ます。
コーヒー豆に含まれる水分は1%ほどで腐るということはありません。
ただし、コーヒーオイルの酸化が進み、酸素に触れていなくても化学変化による味の劣化も進んでいます。
劣化が進んだコーヒーは嫌な酸味を出し、人によっては胃の具合が悪くなります。
ミルク、砂糖を入れて飲んだり、カフェオレにするなどして工夫してみましょう。
でも、直射日光に当て続け1ヶ月放置したコーヒーや、2年も放置したコーヒーは残念ながら諦めたほうがよさそうです。ブラックで飲んでみると強烈な味がし、すぐに危険だと分かると思います。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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