かわったコーヒーの入れ方
今回は、マニアックなコーヒーの入れ方をご紹介。
といっても、コーヒーマニアの方には物足りないかも・・・。
名前はパーコレーター式といいます。
コーヒーの粉をセットし、水を入れて火にかけるだけの簡単な入れ方です。
火にかけて沸騰した水がその水圧でパイプを上ってパーコレーター上部に噴き出し、その吹き出した熱湯がコーヒーの粉に降りかかる仕組み。
粉にかかった熱湯はメッシュの金属で漉されて、パーコレータの下部にたまります。
その後、再度沸騰され繰り返されます。
仕組みは面白くて、抽出も簡単なのですが、漉されたコーヒーが何度も沸騰されます。
コーヒーをグツグツ沸騰させるなんてびっくりですが、アメリカではその手軽さが好評のようです。
パーコレーター(percolator)はなぜパーコレーターという変わった名前なのか!
気になったので調べてみましたが、分かりませんでした。
歴史は、1806年にイギリス人貴族のカウント・ランフォード氏が最初にパーコレーターを考案しました。
その後、1819年にローラン氏がポンプ式パーコレーターをフランスで特許を取得したようです。
そして、1820年にパリのブリキ職人ゴデー氏、1827年にパリの板型宝石細工職人ガンディが相次いで新しい仕組みのパーコレーターを考案し現在の形になっているようです。
あまりお勧めできる入れ方ではありませんが、コーヒーの歴史の中では、古くから受け継がれてきた入れ方です。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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