水出しコーヒーの作り方と種類
水出しコーヒーは、お湯を使わず常温のお水を使ってコーヒーを入れます。温度が低い分時間をかけて、成分を抽出します。
しかし、お水の温度によって溶け出す成分も違い、味わいも違います。
私個人の印象ですが、水出しコーヒーは「まろやかな味わい」になりますが、
ぼやけた味になります。
一方、一般的なアイスコーヒーは、コーヒーを濃い目につくり氷で急冷しますが、
メリハリのあるハッキリした味で香りも強く出ます。
私自身は、水出しコーヒーよりも、一般的なアイスコーヒーのほうが好みですが、お客様に試飲をしていただくと、好みは分かれ、水出しコーヒーの方が好みの方も多くいらっしゃいます。
毎日、風味が変わっていきます。生水を使うので、出来上がってから冷蔵保存で3日以内に飲んでいただいた方がよいと思います。
水出しコーヒーには大きく分けて、2種類あります。
浸漬式と透過式で、いいかえれば、漬け置き方式とドリップ式です。
1:漬け置き方式
水にコーヒーの粉を入れ、8時間~20時間ほど経ったものを、布や紙、不織布などのフィルターで漉す方法です。
8時間後~20時間ほどたったら取り除きます。
専用の器具も売っていますが、器具がなくてもビンと漉すものがあれば作ることが可能です。
麦茶を作る時に使うパックなどを利用すれば簡単に作れます。
2:点滴方式
専用のフィルターに入れたコーヒーの粉に、点滴のように水を少しずつ落としてコーヒーの成分を抽出する方法です。
そのため、専用の器具が必要となります。器具によって数時間から2~8時間ほどかかります。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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