コーヒーフレッシュの正体

 フレッシュてなんでしょうか?フレッシュって新鮮っていう意味だけど、日常会話ではコーヒーに入れるミルクの意味でも使われてます。
 どうしてフレッシュなのか、某メーカーに聞いてみました。
 親切に教えてくださいましたので、教えていただいた内容を交えながらお話したいと思います。


 はっきりしたことは分からないようですが、コーヒーに入れるときのミルクは、コーヒーミルクやフレッシュクリームと呼ばれており、その後法律により全ての商品にクリームという表記をつかうことが難しくなり、フレッシュという商品名になっていったようです。
 全ての商品というのは、フレッシュには主に植物油を原料としたフレッシュがあり、その商品にはクリームという表記ができないため、クリームという言葉を商品名から取り除いたものと思われます。
 コーヒーミルクについては、コーヒー牛乳と間違われる可能性もあり、あまり使われなくなったのではないかと思います。
 牛乳やその加工食品は表示の規制が厳しいようです。
 牛乳も正式名称は、牛乳や、加工乳と分類されていますし、フレッシュも、クリームのほかに、「乳等を主要原料とする食品」と記載されているものがあります。
 アイスクリームも、アイスクリームとラクトアイスに分かれています。
 乳関連以外にも、ビールであれば、ビール以外に発砲酒やリキュール類のビールもあります。
 う~ん。難しいですよね~。技術の進歩に言葉がついて行かない・・・。
 コーヒーも例外ではありません。コーヒーは香りが特徴の飲み物ですが、缶コーヒーには香料が加えられているものがほとんどです。
 合理化を求めるがゆえ、純粋な食べ物が少なくなってきている気がします。
 なんだか、寂しいです。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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