NHK「あしたが変わるトリセツショー」知れば得するコーヒー驚きの健康&おいしさパワー

コーヒーカップ

すでにご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、NHKで、コーヒーをテーマにした番組が取り上げられましたので、ご紹介いたします。(2025.2.13放送)

以下の3つのテーマについて解説されていました。

  • コーヒーの健康パワー
  • おいしいコーヒー入れ方の極意
  • コーヒー調味料

コーヒーの健康パワー

コーヒーには、2型糖尿病の予防、肝機能の保護、脂肪燃焼、美肌効果、認知機能の保護など、さまざまな健康効果があることが紹介されていました。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸が、糖尿病予防や肝臓機能の保護、美肌に役立つとされています。また、診療ガイドラインにもコーヒーの健康効果が記載されています。

コーヒーを効果的に摂取するためには、1日にブラックでコーヒーカップ3杯程度が目安ですが、中学生以下や妊婦、高血圧の方は、カフェインの影響が強く出るため、1杯程度に控えるよう報道されていました。ただ、個人差もありますので、私自身は妊婦さんや授乳中の方は、かかりつけのお医者さんにご相談されたほうが良いと思います。

おいしい入れ方の極意

コーヒーの入れ方のコツが紹介されていました。

印象に残ったのは、プロが入れたコーヒーと素人が入れたコーヒーを街を歩いている方々に飲み比べたときに、ほとんどの方が味の違いを感じたこと。そして、素人が入れたコーヒーにも人気があったことです。
当店では、常時10種類ぐらいのコーヒーを試飲でき、常々お客様に味の違いを感じていただいていたので、ほとんどの方が味の違いを感じてもらえることは納得の結果でした。

しかし、3分の2の方が、素人の入れたコーヒーを選んだことは意外でした。やはりコーヒーは嗜好品なんだろうなと思いました。実際、多くの方に好まれるコーヒーは渋みの少ない飲みやすいコーヒーですが、人によっては渋みがありガツンとした強い味のコーヒーを好まれる方もいらっしゃいます。

コーヒーの入れ方も、手軽に入れたいかたもいらっしゃれば、こだわって入れたい方もいらっしゃいます。ハンドドリップでコーヒーを入れる際、数杯分入れる方もいらっしゃれば、10杯分入れるかたもあり、その杯数によって分量が変わります。

試飲していただくだけではなく、お客様のライフスタイルをお伺いしながら、コーヒーの入れ方のアドバイスをさせていただくことが大切だと感じました。

コーヒー調味料

コーヒーの香りには、さまざまな食材の味を引き立てる力があり、コーヒーを焙煎することで生まれる900種類以上の香り成分には、「ナッツ」「しいたけ」「焦がししょうゆ」など、食材と似た香りがあり、それが食材の風味を高めると紹介されていました。料理人コーヒーの香りを活用し料理の味を高めているとのことです。

そして、コーヒーの香り成分は油に溶けやすく、これを活かして「コーヒーオイル」を作り料理に少しかけるだけで、香りが豊かになるとのことで、さっそく試してみようと思います。

魚介やお肉、麺類、さらにはバニラアイスにも合うようです。

もう少し詳しく知りたい方は、NHKのサイトに番組の詳しい内容が記載されていますので、ご覧ください。
コーヒーのトリセツ(取扱説明書)

投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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