アラビカ種
みなさんが普段楽しんでいるコーヒーには、主にアラビカ種とロブスタ種という2つの品種があります。他に123種類ものコーヒーが存在しますが、ほとんど市場には出回っていません。
まず、アラビカ種についてご紹介します。アラビカ種は風味が豊かで、一般的に高値で取引されています。一方、ロブスタ種は病害虫に強いという特徴があり、それぞれ市場に占める割合は約60%と40%となります。
そして、当店で取り扱っているのは全てアラビカ種のコーヒーとなります。アラビカ種の中にもさらに細かい分類があり、ブルボン、ティピカ、ゲイシャなど、さまざまな品種があります。品種ごとに風味や香りの違いがあったり、産地の土地に適した品種が選定され栽培されています。
コーヒーの一大生産地として知られるのはブラジルです。特にアラビカ種の生産量は世界全体の45%を占めています。さらに、世界には多くのコーヒー生産国がありますが、アラビカ種の輸出量上位10カ国だけで、なんと世界全体の90%以上を占めています。
※2022年の統計による主なコーヒー輸出国の輸出量は、アラビカ種約63%、ロブスタ種37%
順位 | 輸出国名 | 輸出量(トン) | 割合(%) |
---|---|---|---|
1 | ブラジル | 2,018,950 | 45 |
2 | コロンビア | 654,414 | 15 |
3 | ホンジュラス | 317,489 | 7 |
4 | エチオピア | 248,548 | 6 |
5 | ペルー | 222,810 | 5 |
6 | グアテマラ | 209,835 | 5 |
7 | ニカラグア | 154,052 | 3 |
8 | メキシコ | 115,300 | 3 |
9 | ベトナム | 77,747 | 2 |
10 | インドネシア | 69,435 | 2 |
11 | コスタリカ | 62,592 | 1 |
他 | 312,619 | 7 | |
計 | 4,463,793 | 100 |
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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