ナイスカットコーヒーミルの裏側のFUSE
カリタ製のコーヒーミル、ナイスカットGの裏側のスイッチの右下に黒い突起があります。(販売中止になったナイスカットミルも同じです)
丸いダイヤルのように見える、このぼっちには「FUSE」と書いてあります。
この黒い蓋を矢印方向に回すと、中にヒューズが入っており、コーヒーミルのモーターに負荷がかかった場合にヒューズが切れてモーターの破損を保護するためにあります。
コーヒーミルの掃除を長い間していない場合や異物などが混入した場合に、モーターに負荷がかかります。そのとき、モーターに負荷がかかり焼けてしまう前に、ヒューズが切れブレーカーの役割があります。
ブレーカーと違い一度ヒューズが切れてしまうと別のヒューズと入れ替えなければなりません。そのヒューズはなんとミルの裏側についていますので、それを外して取り替えます。
125V(ボルト)3A(アンペア)直径6.4mm長さ30㎜のヒューズで、ホームセンターなどでも販売されています。価格は1個あたり100円もしません。
(近くのホームセンターでは、長さ31.8mm,直径6.35mm,3A,250Vが4本で200円でした。少し長かったですが問題なく使えました。)
この黒いふたは矢印の方向に回すと外れるのですが、少し押しながら回すと外しやすいと思います。
ヒューズを交換しても、すぐに切れる場合はモーターブラシ(カーボン製)の摩耗によるカーボンすすが内部に充満している可能性があります。その場合はモーター付近からカーボンの匂い(鉛筆の芯の匂い)がします。使用を中止し購入店で修理の依頼をしてください。
ミルの掃除の仕方は、「電動コーヒーミル みるっこのメンテナンス」を参考にしてください。ナイスカットミルの説明ではありませんが、同じような仕組みなので参考になるかと思います。
動画バージョンもあります。コーヒーミルみるっこの掃除メンテナンス方法
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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