ローマ法王から洗礼を受けたコーヒー
17世紀、アラビアからベネチアを経由しローマに広まった頃、ある問題が起こりました。
元々、コーヒーはイスラム教徒の秘薬であったので、キリスト教徒は飲むべきものではないとされていたのです。
このときのローマ法王は、クレメンス8世。
側近がイスラムの飲み物だから、コーヒーを禁止しましょうと進言しましたが、コーヒー好きであった法王は、イスラムだけの飲み物としてしまっては、もったいないとして、コーヒーに洗礼を施しました。
そしてヨーロッパの人々は、堂々とコーヒーを飲めるようになったと言われております。
その後、数百年にわたってヨーロッパ中に数多くのコーヒーハウスができ、コーヒーは大流行しました。また、世界各国でコーヒーが栽培されるようになっていったのです。
投稿者プロフィール

-
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
最新の投稿
お知らせ2025年8月21日World Coffee Beans
お知らせ2025年8月17日2025年10月のコーヒー教室
お知らせ2025年8月17日Panasonic全自動コーヒーメーカー NC-A58
お知らせ2025年8月16日コーヒーのゲームを作りました[コーヒーライン]