コーヒー豆の体積
コーヒー豆って、みんな同じような形をしていますが、僕たちコーヒー屋からみると、産地や品種によって個性豊かにみえます。
マンデリンは大粒で、モカは小粒。
また、モカは細長く、ロブスタ種は丸いのが特徴。
品種で言うと、ティピカ種、マラゴジッペ、パカマラなどは大粒です。
栽培地域によっても違い、高地で収穫されたものは小粒になります。
焙煎によっても豆の色や形が変わります。
浅煎りは薄く、ときにシワが寄ります。深煎りは黒く表面がつるっとしており、コーヒーオイルが浮かんだり、表面が焙煎の力で割れたりしています。
体積も違います。
場合によっては、同じ重さでも容量が10%ほど違います。
写真は左がマンデリンのやや深煎り、右がモカのやや浅煎りですが、同じ12g。
コーヒー屋は、毎日、自分の顔よりもコーヒー豆の表情ばかりみているんです。(笑)
投稿者プロフィール

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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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