サイフォン式コーヒーの入れ方
蒸気圧を利用してコーヒーを入れる方法で、1840年にイギリスで発明されました。
上下2つのガラス製の容器を使います。
下部の容器は丸フラスコで。お湯を入れ火にかけます。
上部の容器はロートといい、コーヒーを入れ抽出する部分になります。
二つの容器は密封されており、フラスコで暖められた水蒸気は、お湯を押し上げ、ガラス製の筒を通ってロートに移動します。
ロートでコーヒーと混ざり、コーヒーエキスが抽出されます。
その後、フラスコを暖めることを止めると、フラスコ内の圧力が下がり、ロートから抽出されたコーヒーがフラスコに戻ってきます。
このとき、ロートの入り口には布製のフィルターがついているので、コーヒーの粉は漉されロート内に残ります。
なかなか言葉で説明することは難しいので動画を撮ってみました。
途中、お湯が沸騰するまでに時間が掛かるので、早送りをしていただいたほうが良いかもしれません。
全部で9分ほどです。動画では二人分のコーヒーを入れています。
http://youtu.be/8BKA-bigq-w
分量は次の通りです。
一人分
熱湯:150cc コーヒーの粉(中挽き、または中細引き):14g
二人分
熱湯:300cc コーヒーの粉(中挽き、または中細引き):21g
ポイント
・フラスコの外側の水分は乾いた布で良く水気を拭き取ってから、火にかけてください。必ずではありませんが、温度差によりガラスが割れやすくなります。
・ロートをフラスコに密着させるタイミングは、連続的にお湯から気泡が出始めたころで、完全に沸騰させないことをお勧めします。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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