コーヒードリッパーのサイズ
発売元 | 最大2杯 | 最大4杯 | 最大6~8杯 | 最大12杯 | 紙フィルターの形 |
---|---|---|---|---|---|
カリタ | 101-D | 102-D | 103-D | 104-D | 台形 |
ハリオ | 01 | 02 | 03 | なし | 円錐 |
メリタ | 1x1 | 1x2 | 1x4 | なし | 台形 |
コーヒードリッパーは、各社、数種類のサイズを発売しています。
小さいものは1~2杯用、大きいものは7~12人用があります。
よく見かけるものが、カリタやハリオという会社が発売しているものになります。
各社の最大容量をまとめると次の表になります。
各社、数字が大きくなるほど杯数も大きくなります。
ホットコーヒーの場合、1杯分の分量は125mlですが、ハリオの場合は120mlとしています。
よく売れるサイズは、1杯から4杯用までで、そのとき大きいものを買っておけば、1杯分でも入れることができるのではと思います。
ところが、最大4杯用のドリッパーで、1杯分のコーヒーをおいしく入れることは、とても難しいと思います。
美味しくコーヒーを入れるためには、基本的にお湯を低い位置から注ぐのですが、ドリッパーが大きいと、高い位置から注ぐことになり、ドリッパーの中にある粉が撹拌されて雑味が出やすくなります。
いつも、1~2杯用を飲まれるのであれば、そのサイズにあったドリッパーのご利用をおすすめします。
ちなみに、1~2杯用は最大240~250mlの出来上がりを想定していますが、300mlほど入れることができます。
我が家では、毎日1~2杯用のドリッパー(V60)で300mlのコーヒーを入れています。
いつも目分量で入れていますが、参考までに分量をお伝えします。
・ホットコーヒー:コーヒーの粉21g 出来上がり300ml
・アイスコーヒー:コーヒーの粉30gぐらい 出来上がり200mlに、氷を150gほど入れる
それと、必ず1杯分しか飲まないということであれば、1杯分のドリッパーがあります。1杯分をおいしく入れることができます。
マイドリップ(ドリッパーと紙フィルターがセットになっています)30枚入りで300円
<参考>各社のドリッパーの特徴
・カリタ:日本で最も普及しており、多くのスーパーなどで紙フィルターが販売されている。
・ハリオ:穴が大きいので、たくさん注ぐと早く抽出でき、その分あっさりしたコーヒーを入れることができ、ゆっくり注げば濃く抽出できる。
・メリタ:ドリッパーの元祖。入れ方がシンプルで簡単。
他にも、コーノ、オリガミ、CERA、WAVEなど、数えきれないほど様々な種類のドリッパーが販売されています。私は飲み比べれば味の違いは感じますが、飲み比べなければ分からないですし、目隠しで飲んでどんなドリッパーで入れたか当てることもできません。
投稿者プロフィール
-
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
最新の投稿
- お知らせ2024年11月16日エアロプレスコーヒーメーカー、2024年12月に値上げ
- 豆知識2024年11月16日コマンダンテコーヒーグラインダーの軸が抜けないとき
- お知らせ2024年10月26日ブラジルコーヒーの開花
- お知らせ2024年10月25日コーヒー粉飛散防止「パウダーコレクター」マルチアダプター発売