世界に広がるコーヒーフィルター M・ベンツ

M・ベンツと聞くと、メルセデス・ベンツを思い浮かべますが、今回はメリタ・ベンツのお話。
数あるコーヒーの入れ方の一つに、メリタ式があります。
およそ100年前のドイツ。ある婦人が夫のために、手軽においしいコーヒーを入れたいという思いで発明されたペーパードリップ方式です。


その後、夫人は自宅アパートの一室で4人でメリタ社を設立。
最初に作ったのは50個のコーヒードリッパーでした。
当然のことながら、メリタのコーヒーフィルターは全く知られていませんでした。しかし次第に少しずつ広まっていき、現在では世界150ヶ国で利用されています。
一人の婦人のアイデアから生まれ、100年経ち、多くの国々で利用されているというのは、素晴らしいことだと思います。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。