コーヒーの心筋梗塞や脳梗塞の予防効果
コーヒーには、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因である血栓をつくりにくくする作用があるということが分かりました。
以前は、コーヒーは心筋梗塞になる確率を増やすと言われていましたが、それはコーヒーを飲む人がタバコも吸っていたという理由であったようです。
アメリカのマサチューセッツ州にある人口3万人ほどの町で、どのような生活を過ごしていた人が心筋梗塞になりやすいのか大規模な追跡調査が行われました。
その結果、高血圧、喫煙、肥満の人などは心筋梗塞になりやすく、コーヒーを飲んでいる人は心筋梗塞になりにくいことが明らかになりました。
また、東海大学医学部の後藤信哉教授のマウス実験によると、心筋梗塞の再発を防止するアスピリンよりもコーヒーの効き目の方が強いことも分かりました。
しかし、それがカフェイン単体だけの作用によるものでないことも分かりましたが、その理由は分かっていません。
さらに、人間がコーヒーを飲む前に採血した血と、コーヒーを1杯飲んで採血した血を用意して、血のかたまりができるまでの時間を調べてみると、やはりコーヒーを飲んだあとのほうが血のかたまりはできにくいことも判明しました。
後藤教授によると、心筋梗塞を起こした患者に、「コーヒーは飲んだほうがいい」と自信を持って言うことができるということです。
※抜粋:全日本コーヒー協会より
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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