コーヒー生豆の確保
今年はコーヒー生豆の確保ができるか心配で、こまめに商社の方とコーヒー生豆の入荷状況について連絡を取り合っていました。
昨年のブラジルなどの天候被害に始まり、世界的なコンテナ不足、石油など様々な投機によるコーヒー相場全体の上昇、エチオピアなどの内戦悪化など、様々な原因が重なったのが原因と思います。
年始めには、インドネシア、エチオピアは今年中の確保ができないかもしれないという状況でしたが、3月になって、ようやく確保できる見込みが立ってきました。
どこでどんな人が、どのように作られ、その人たちがどのような生活をしているかが分かるコーヒーは、それほど多くありません。また、一年間安定的に仕入れることができる物量も大切です。
生産者あってのコーヒーなので、生産者が安定的にコーヒーの栽培ができるようにするためには、見合った取引価格を継続していかないといけません。
市場に流通しているコーヒーの100%(国内産は限りなく少ない)を海外に頼っている日本は、世界第4位の消費大国です。
これからも大切にコーヒーを皆様にお届けしたいと思います。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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