コーヒーの濃度(TDS)
コーヒーの濃度は1~1.5%前後で、およそ99%が水分。
ブラックで飲む場合は1%前後、ミルクや砂糖を入れる場合は1.5%前後を目安にしていただければと思います。
あとは、ご自分のお好みで。
深煎りのコーヒーは同じ濃度でも濃い色になり、味も濃く感じます。
コーヒーの濃度は、TDS(Total Dissolved Solids)といって、コーヒーの液体の中に水以外の成分がどれだけ入っているかを計測します。
コーヒーの濃度を測ることで、使用したコーヒー豆から何%成分を取り出したか(収率)を計算することができます。
つまり、収率が高いほうがコーヒー豆からのエキスがたくさん出ていることになります。しかし高くなることで渋みが出ることも多くなります。
<収率の計算方法>
出来上がりのコーヒーのg数 X 濃度(%)÷使用したコーヒー豆のg数
(参考)TDSの値 ≒ Brixの値 × 0.79
ちなみにSCA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)の推奨値は、TDSが1.15~1.35%。収率が18~22%となっています。この範囲になるようにコーヒーを入れると、通常かなり渋みが出て飲みにくくなると思います。品質の良いコーヒーを細く挽き、上手に入れれば美味しく入れることができるかもしれません。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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