コーヒーと相性のよい水

コーヒーと水

1杯のコーヒーに含まれるコーヒーの成分はわずか1%と言われています。
つまり、コーヒーのほとんどが水分。
人の舌は、その1%のコーヒーの成分の違いを感じ取ることができます。
もちろん水がコーヒーの味に与える影響はとても大きくなります。
先日、ご近所のお客様から、ご自宅のお水を頂きました。ご自宅の浄水器を通したものです。
そのお水と、当店の浄水器を通したもの。そして市販の富士山麓から採取されたバナジウム入りのお水の3種類の水を使って、コーヒーを淹れて飲み比べてみました。
入れ方はクレバーコーヒードリッパーを使い、お湯の沸かし時間も統一し、できるだけ同じ条件でコーヒーをいれるよう心がけてみました。


試飲はブラインド(目隠し)で行います。
参加した4名の皆の意見も、他人の意見に左右されないよう配慮しました。
その結果、各サンプルに対する皆さんの感想は、同じ結果がでました。しかし、好みは、はっきりと別れました。
サンプル1
後味がクリア、まろやか、酸味や苦味が適度にある、モカの香りが特徴的で良い香り
サンプル2
濃い、しっかりした味わい、後味が残る、苦味が少ない、はっきりした味
サンプル3
さらっとしている、酸味がはっきりしている、苦味が少ない、渋みを少し感じる、フルーティな香り
サンプル1が明確に好きという方は1名、2も1名、3は2名でした。
サンプル1は当店の浄水器を通した水、2はバナジウム入りの市販水、3はお客様のご自宅の浄水器を通した水。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。