コーヒー豆の値上げについて(時期未定)

レジ

世界的な物価と賃金上昇や、円安の影響によりコーヒー豆が毎月のように仕入れ価格が上昇しており、大変心苦しいのですが、どこかのタイミングで販売価格の改定を予定しております。

頻繁に改定することは避け、1年以内に1~2割値上げをさせていただきたいと考えております。具体的な時期は未定ですが、お客様のご意見などをお聞きしながら決めたいと考えております。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

現状
アメリカやヨーロッパ諸国などの物価が高騰しております。アメリカでは2021年から上昇し2022年の物価上昇率は7.99%でした。(International Monetary Fundより)
賃金も上昇し、日本と比べるとコーヒー豆の購買力が強く、物価が安く諸外国と比べて所得が低くなってしまった日本は購買力が弱い状態が続いています。
また、中国や中東のコーヒー需要が増え、益々コーヒー生豆の価格が上昇しています。
さらに、円安により拍車がかかっています。

海外の物価が下がることは考えにくく、また、新興国のコーヒーの需要も増えつつあるため、国際的なコーヒー生豆価格は下がるとは考えにくい状況です。また、生産国の人件費や生産コスト、輸送費なども上昇しています。
温暖化などにより生産量も減少していくことも予想されています。

今後の当店の方針
今後も、どこで誰がどのように栽培しているか分かり、安全なコーヒーを安心してを飲んでいただきたいので品質を落とすことは考えておりません。また、今までに当店の作業効率を十分に進めてきましたが、これ以上の効率化は品質を落とす事になりかねないと考えています。
大変心苦しいのですが、値上げをさせていただくことで、今後も皆様にコーヒー豆をご提供していきたいと考えています。
ただし、日本全体の賃金(平均所得)が上昇し、できる限りお客さまの家計に負担のならないよう、時期を見計らって値上げ時期を決定させていただきたいと考えています。
経済の変化が非常に大きく、大変な時期ですがどうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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