コーヒー豆の分量(コーヒーメーカーの場合)

コーヒードリッパーを使い、ハンドドリップでコーヒーを入れるときのコーヒーの分量は、以前より何度もお伝えしてきました。
飲まれる方が美味しく飲むことができることが大切で、それはお味噌汁を作るときに似ていると思います。
各家庭で濃さも違いますし、味噌の種類も違う。毎日のように作られるお味噌汁なので、その都度分量を測る方は少ないと思います。
検討がつかない場合や、迷われる場合、そして再確認したいときに参考にしていただければ良いと思います。
ハンドドリップをする際の分量のおさらい
1杯分150ccとして(小さめのマグカップ相当です。コーヒーカップの多くは125ccぐらいを目安につくられています。)


1杯分:16g(8g X 2)
2杯分:24g(8g X 3)
3杯分:32g(8g X 4)
といった具合です。
この分量で薄いと感じた場合は基準の8gを9gに変えていただければ良いですし、濃いと感じた場合は7gに変えてもらえばよいです。
また、1杯分150ccではなく、200ccほど入るマグカップなどに入れる場合は、8gを10gなどに変更していただければOKです。
また、あくまでも参考になりますが、カリタ製の軽量スプーンは約30ccの容量で、すり切りでコーヒー豆10g入ります。深煎りの場合は、9gほどになり、浅煎りの場合は11gほどになります。
そして、深煎りほど濃い目になる傾向があります。
ここで、本題のコーヒーメーカーの分量ですが、コーヒーメーカーのほとんどは、1杯分125ccで計算してあります。
1杯分:14g(7g X 2)
2杯分:21g(7g X 3)
3杯分:28g(7g X 4)
4杯分:35g(7g X 5)
5杯分:42g(7g X 6)
といった具合に分量を調整していただければOKです。
コーヒーメーカーの特性で、お湯が落ちる部分の計上や、お湯が落ちるスピードも違いますので、その際は7gをいろいろ変えてお好みの濃さに調整していただければよいと思います。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。