コーヒー豆容器の再利用で、プラスチックを78kg削減
来月6月は環境月間。
当店では、コーヒー豆をプラスチック製の袋に入れて販売しています。
コーヒー豆の品質を保つため、袋は酸素や光を透過しない素材などが4層構造になっておりアルミ蒸着もしているので重く、使用する石油化学原料も多くなっています。その袋が少しでも再利用ができるよう、店頭のお客様にご協力をお願いしています。
具体的には、お客様にコーヒー豆を入れる袋や容器をご持参いただき、中身を入れ替えることで、当店のコーヒー豆袋を再利用しています。このとき、200gのコーヒー豆が入っている1袋あたり40円の割引を行っています。この制度をエコパック割引と呼んでおり、2005年より実施しています。
今年の4月までの一年間では、2,520袋を再利用していただきました。
統計を取り始めた2013年1月から今年の4月末までの6年4か月では、11,204袋のご利用をしていただいており、年々増えています。
袋の重さは約7gなので、2013年から約78kg分のプラスチック袋が再利用されていることになります。
袋を入れ替えるために時間がかかり、お客様にもお待ちいただくことになりますし、袋の原価は約30円で、エコパック割引が普及するほど、手間も費用もかかります。
近年、マイクロプラスチック問題が深刻になり、ストローを使用しない運動も盛んになってきました。当店では、コーヒー豆の袋を再利用し、未来の子供たちが住みやすい持続可能な社会を残していければと思って実施しています。
再利用していただく袋をお持ちいただく場合は、前回の商品ラベルをはがしてお持ちいただくと助かりますので、ご協力よろしくお願いします。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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