イエメンのコーヒー モカ
コーヒー好きの方には、モカを好まれる方は多いと思います。
モカはイエメンの港の名前。
中世の時代、アラビアの国で親しまれていたコーヒーがヨーロッパに伝わり、一大ブームになり、イエメンやエチオピアで収穫されたコーヒーは、モカ港から世界に向けて輸出されました。
その後、コーヒーは各地へ移植され、様々な地域で生産されるようになりました。
19世紀になるとモカ港は利用されなくなってしまいましたが、その後もイエメンやエチオピアで収穫されたコーヒーは、モカの愛称で親しまれています。
今回はそんなモカ港の存在したイエメンという国をご紹介したいと思います。
イエメンは、昔の文化を大切にする国です。
多くの国がコーヒー需要をまかなうために、コーヒー農園を拡大・整備してきましたが、コーヒー発祥の地のひとつといわれるイエメン産コーヒーの多くは、今も変わらず自然環境を残したままコーヒーが栽培されています。
成人になると、男は短剣を常備し、その短剣を命のように大切にします。
紀元前10世紀から文化が栄え、今も多くの古い遺産が残っています。
自国の文化を大切にし、異文化を受け入れない体質のため、われわれ日本人にはイエメンの文化があまり知らされていません。
そんな、個性の強い文化的な国です。
首都のサヌアの旧市街全体は、世界遺産にも登録されています。
人口:約2,229万人(2007年/ IMF)
国土:日本の約1,5倍
言語:アラビア語
宗教:イスラム教
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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