マンデリンコーヒーの語源

マンデリン

マンデリンコーヒーはインドネシアの高品質コーヒーとして有名ですが、その語源は諸説あります。
先日インドネシアに赴き、現地でコーヒーに40年ほど携わってきたクロイワさんに、その語源をお聞きしました。
200~300年前オランダ人がスマトラ島に来た時、最初にコーヒーの種を植えたのがアンコラという土地。当時アンコラに住んでいたマンデリン族がコーヒーを育て、それをシボルガから木樽(200kg)でロッテルダムへ輸出していた。


そこで、マンデリンコーヒーと呼ばれることになったという事でした。
アンコラのコーヒーがその北部にあるリントンニフタでも育てられ、その後19世紀にインドネシア全土を襲ったコーヒーの病気(さび病)の被害を免れたため、現在でも品質の高いコーヒーが生産されているということのようです。
今回の旅行ではマンデリン族の方と記念撮影もしてきました。

マンデリン族

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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