ブルンジのスペシャルティコーヒーを販売予定

ブルンジの地図

先月、あるコーヒー生豆問屋さんが、ブルンジという国のコーヒー豆サンプルを持ってきてくださいました。
ブルンジのコーヒーは初めて口にします。
どこの国かと思い地図を広げてみるとアフリカの内陸部にある赤道付近の小さな国。北はルワンダ、東はタンザニアに面しています。
そしてブルンジでは、昨年初めてコーヒーの国際コンテスト(カップオブエクセレンス)が開催され、そのコンテストに受賞したコーヒー豆でした。
さっそく飲んでみると、なんて甘くて飲みやすいんでしょう。雑味がなく飲みやすい。そして酸味も苦味もそれほど強くなく、間違いなくお客様に喜んでいただけるコーヒーだと確信しました。


テイスティングしたのち、すぐにその生豆問屋さんに注文しました。
その後、ブルンジのコーヒーに興味が沸き、調べてみると1930年ぐらいからコーヒーの栽培が始まったようで、コーヒー栽培の歴史が浅いことがわかりました。
コーヒーの栽培や精製方法はというとまるでルワンダコーヒーのようだと感じ、非常に丁寧に作られていることもわかりました。
少農家がコーヒーを育て、各地域にあるウォッシングステーションにてコーヒーを精製し出荷しています。
ブルンジでは以前より高品質なコーヒーが栽培されていたようですが、日本にはほとんど輸入されていませんでした。
そして2012年8月、ブルンジで初めて国際コンテスト(カップオブエクセレンス)が開催されました。コンテストには223アイテムが登録され国内審査により60アイテムに絞られ、その後国際審査員による国際審査により85点以上の評価がつけられた17アイテムがCup of Exellenceを受賞しました。
受賞した17アイテムはその年の11月に国際オークションが行われ世界各国のバイヤーに全て落札されました。
数日前そのコーヒー生豆が届き、これからコーヒーの焙煎をし、当店ので味作りが始まります。
高価なコーヒーで、数も少ないので皆様に安定的にお届けすることは困難ですが、ぜひ一度この素晴らしいコーヒーを味わっていただきたいと思います。
精一杯おいしく焙煎します。
発売は今月7月中を予定しております。お楽しみにお待ちください。
精選場:ニャマサカ水洗場(Nyamasaka Washing Station)
精選場主:クルンジザ氏
生産地域:ムインガ地区
精選方法:ウォッシュド
品種:ブルボン種
入賞位(point):#17(85.68point)
標高:1,550m

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。