石材会社が豆ひき用新型石臼開発
北海道の浪越石材(本社伊達市弄月町、浪越準一社長)の新型石臼・ミニストーンミルの開発研究がこのほど、室蘭テクノセンターの「ものづくり創出支援事業」に採択された。
同社が助成を受けながら実用化へ向け改良を進める。
室蘭テクノセンターは地元企業の技術力向上を図り、研究開発から実用化までを支援している。今年の新規事業では室蘭、登別、伊達の26件を採択した。
浪越石材は培った加工技術を発揮。穀物をひく石臼をコーヒーミルとするアイデアを打ち出し、昔ながらのデザインを生かして小型化させ既に製品化している。しかし、1、2杯分の少量だと受け皿まで粉が落ちてこないため、回転する臼の上段を持ち上げてかき出さなければならないなど、やや不便な点があった。
補助を受けて開発に取り組む新型は、臼の形状をすり鉢状にし、下部の穴から粉が出てくるよう工夫。回転部も円すい状のステンレス素材に代え、全体をさらに小さくする。
浪越社長は「熱伝導率の低い石を使うことで、豆の風味を守りおいしいコーヒーができるはず。休日にゆったりとした雰囲気を味わえ、インテリアとしても美しい製品にしたい」と熱を込めており、今年秋にも新型ミニストーンミルの製品版を完成させたい意向。
<室蘭新聞より>
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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