コーヒーとこどもについて
世界保健機関(WHO)に付属する国際ガン研究機関(IARC)は「妊娠女性のコーヒー飲用と胎児の発育との相関関係を示す証拠は全くない」と報告しています。
(新宿医院院長/昭和大学医学部客員教授)
アメリカに滞在してみてまず驚くことは、非常によくコーヒーを飲むことです。だからといって、お母さんやその子供に何か異常が起こったという話は聞きません。
イギリス・コーヒー科学情報センターは、コーヒーと健康についていろいろ調査をしていますが、これによるとコーヒー好きの母親の子供に流産、早産、未熟児、奇形児が多かったという報告は出されていません。
コーヒー好きの母親の母乳にはカフェインも含まれておりますが、それが乳児の発育に悪影響を及ぼすのではないかということです。この点についても特に問題はでていません。また、子供の知能に影響を与えるのではないかという心配もありますが、赤ちゃんから満7歳児の知能指数の調査では全く異常はみられませんでした。
投稿者プロフィール
-
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
最新の投稿
- お知らせ2024年11月16日エアロプレスコーヒーメーカー、2024年12月に値上げ
- 豆知識2024年11月16日コマンダンテコーヒーグラインダーの軸が抜けないとき
- お知らせ2024年10月26日ブラジルコーヒーの開花
- お知らせ2024年10月25日コーヒー粉飛散防止「パウダーコレクター」マルチアダプター発売