コーヒーパワーで運動量が増加
コーヒーがからだを活性化させ、運動量を増加させることを証明するために行われた実験について報告しましょう。この実験もやはりラットを使って行われました。
実験は、無投与(何も与えない状態)で、24時間、ラットの行動を測定することからスタート。翌日、ラットの体重を考慮のうえ、人間が日常摂取する1杯分と10杯分に相当するコーヒーの量と成分をそれぞれ投与し、再び行動を測定しました。
実験終了後、はたしてどんな測定結果が得られたでしょうか。ラットは本来夜行性なので、夜間の活動が重要となります。
無投与、コーヒー1杯分、10杯分を比較すると、10杯分で、夜七時から深夜1時にかけて、かなり運動量が増加していました。つまり、コーヒーの量が多くなればなるほど活動が活発になることがわかったのです。
このような実験をとおして、コーヒーにはからだを活性化させ、運動量を増加させる作用があることが示されたのです。コーヒーに秘められたリラックス効果、パワーアップ効果を、あなたも実感してみてください。
(中村学園大学家政学部 青峰正裕教授の研究成果より)
投稿者プロフィール

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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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