ベトナムコーヒー
ベトナムでは、底に小さな穴をたくさん開けた容器にコーヒーの粉を入れ、お湯を注いでコーヒーの液体を抽出する文化が発達しています。
この方法で淹れたコーヒーをベトナムコーヒーと呼んでいます。
日本でも、このベトナムコーヒーを淹れるためのベトナムコーヒードリッパーが売られており、持っておられる方も多いのではないかと思います。
ベトナムでは、この器具のことを、cà phê phin(カフェピン)と呼んでいるようです。
穴の大きさが比較的大きいのでコーヒーの微粉が入り、抽出された液体が濁って、苦めの味になります。
さらに現地では、ロブスタ種というコーヒーの品種を使うことが多く、煎り具合も深煎りなので、大変苦いコーヒーとなります。
そのためか、ブラックで飲むことはなく、多くの場合コンデンスミルク(砂糖とミルクを混ぜて濃縮したもの)をたっぷり入れて飲むようです。
ベトナムコーヒードリッパーは、アルミ製のものが多いですが、ステンレス製や陶器製のものもあります。アジアンチックな雑貨で人気があり、コーヒー店よりも、アジアン雑貨店で売られていることが多いようです。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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