コーヒー粉の粒度分析
Difluidは、コーヒー液の濃度計、コーヒースケール、コーヒー粉の粒度やコーヒー豆の焙煎度合いを計測する機器を販売しています。
それらの機器は、スマホアプリとBluetoothによって全て連携し、コーヒーを総合的にデータ化することができます。
アプリは無料ですが、それぞれの機器は購入しなくてはなりません。
しかし、最近コーヒー粉の粒度のみ無料で計測できる仕組みが導入されました。Difluidのサイトにある特殊なマークがついたシートをダウンロードし、ご自宅のプリンタで印刷して、その上にコーヒー粉を置くことでコーヒー粉の粒度を計測できます。
コーヒー専用のふるい「KRUVE」を使って分類したコーヒー粉を、Difluidアプリとシートを使って計測すると次のような結果となりました。
計測する際は、粉の並べ方や撮影する角度など、少しコツがいるようですが、大まかに計測するには十分かと思います。
KRUVEは、コーヒー粒が決められた穴を通過することで測定するのに対し、Difluidは、一粒の最大値と最小値の平均を計測し、粒全体の平均を計測しているように思います。その結果、Difluidで計測した値がKRUVEと比べると大きめになっています。(特に粒度が大きい場合)
無料なので、興味のある方はダウンロードしてみて下さい。
KRUVE | Difluid |
---|---|
200~300μ | 409.0μ |
300~400μ | 417.1μ |
400~600μ | 537.7μ |
600~800μ | 717.7μ |
800~1000μ | 973.2μ |
1000~1200μ | 1290.8μ |
1200~1400μ | 1515.5μ |
1400~1600μ | 1951.1μ |
DiFluidアプリダウンロード:https://digitizefluid.com/pages/difluid-cafe
DiFluid Particle Analysis Coaster(シート)ダウンロード:DiFluid Particle Analysis Coaster
DiFluidのコーヒー液の濃度計とコーヒースケールの解説動画
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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