ナイスカットG(ナイスカットミル)の修理
コーヒー器具専門メーカーのカリタさんから発売されているナイスカットG(旧名称:ナイスカットミル)は、初期モデルが発売されて以来20年以上販売されているロングセラー商品です。まれに修理のお問い合わせをいただきますので、まとめておきます。
修理のご依頼は、販売店経由でお申し込み下さい。メーカーにて修理の受付はしておりません。ただしメーカーオンラインサイトでご購入された場合は、メーカーに直接お問い合わせ下さい。また、保証期間内であれば、保証書を添付し無償で修理できます。
不具合の内容
不具合の内容によっては、簡単に改善するものから、モーターやギヤの交換をしなければならないものまで、いろいろなケースがあります。
(1)異物の混入:電源コンセントを抜いて刃を掃除することで、改善することがあります。詳しくは別のブログ「ナイスカットコーヒーミルの裏側のFUSE」を御覧ください。
(2)電源コードの断線
(3)スイッチの故障
(4)モーターやギヤの故障
(5)本体などの物理的な破損
(1)については簡単に改善するので、最初にお試しください。それ以外は、一度販売店にご相談していただき、販売店で解決することもあると思います。
それでも解決しなければ、メーカーでの対応となります。
メーカーでの対応の手順や費用
販売店にミルを持ち込んでいただきます。その後メーカーに送付し検査がなされます。修理費用の見積もりの連絡が販売店経由で連絡がありますので、ご納得いただけましたら修理が行われます。修理のご依頼を中止する場合は返却、またはメーカーにて処分を選ぶことができます。
このとき必要な費用は以下のとおりです。なお、保証期間内であれば、保証書を添付していただいてうえで無償の修理をすることができます。(物理的な破損や解体した場合などを除きます)
・メーカーに送付するための送料。修理見積もりのための費用はかかりません。
・修理代金
・修理をしなかった場合の返送料。(地域によって違いますので、販売店にてお問い合わせ下さい。通常の宅配便の金額相当になると思います。)
・修理をしなかった場合の処分費(税抜きで4000円前後かと思います。販売店よって違いますのでお問い合わせ下さい。)
具体的な修理代金は販売店によって異なってきますので、当店の場合を説明します。(2024年9月現在)
異物混入など簡単なものであれば当店で解決します。その場合の費用は無償です。電源コードやスイッチの交換であれば1万もかからないのではと思います。モーターの故障となると1万円以上となり、お客様にご負担していただく送料や消費税などを考えると2万円を少し超えると思います。具体的には症状にもよりますので、お問い合わせ下さい。
中古品を購入した場合
最近はメルカリやヤフオクなどで中古品も販売されています。その場合、販売店と連絡が取れずに困られている方もいらっしゃるかもしれません。
当店地域の方限定になりますが、お持ち込みいただければ簡単に検査いたしますので、お問い合わせ下さい。ただし遠方で宅配便でのやりとりをしなければならない場合はご遠慮ください。(もちろん当店でお買い上げの場合は遠方でもご対応させていただきます。)
一度お電話いただき、電話で症状をお尋ねしてから日時を決めて拝見させていただきます。症状が改善しないこともございますので、その場合はご了承下さい。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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