コーヒーと税金
今は、買い物をすればほとんどの商品に、消費税がかかることが当たり前になってきましたが、消費税がない頃、コーヒーには特別に税金がかかっていました。
物品税といって、生活必需品以外ではないもの課税されていました。
宝石、毛皮、車など生活必需品ではないものに課税されていたのですが、そのなかにコーヒーも含まれていたんです。
でも、当時の紅茶、お茶には税金がかかっていませんでした。
物品税は、商品によって税率が異なり、3ナンバーの車には、なんと販売価格の30%の税金がかかっていました。
コーヒーの税率は5%。現在の消費税税率と同じですが、唱和25年以前のコーヒー豆に対する税率はなんと50%。
嗜好品として、高級品扱いされていたんでしょうね。
現在、物品税は廃止され、その代わりに5%の消費税がかかっています。
但し、嗜好品のうち、お酒、タバコには、まだまだ高額の税金が課税されています。
一般的なタバコには、4種類の税がかけられ、その総額は60%を超えます。まるで税金を吸っているようです。
お酒は、お酒の種類によって税率が違いますが、350ccビールには、77,7円の酒税がかかり、その上消費税がかかっています。やはり、税金を飲んでいるような気がします。
流通するコーヒー豆は全て海外からの輸入に頼っていますが、今では関税もかかっていません。
気軽に、コーヒーを飲んで下さいね。
(但し輸入されるインスタントコーヒーには関税がかかっています)
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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