コーヒーとコレステロールについて

 米医学会誌「ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」に発表された研究をはじめ、多くの研究調査で「コーヒー飲用と血中脂質値との間に関係は全く認められない」と報告されています。
 国内では1988年に日本動脈硬化学会で「コーヒーは動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増加させる」という研究結果が発表されました。
 コレステロールの上昇予防には、肉類、卵、タバコ、お酒などをコントロールすることが大切です。


(新宿医院院長/昭和大学医学部客員教授)
 血中コレステロール値は、体質やライフスタイルによって影響されますが、その増加は動脈硬化を招く原因ともなります。コーヒーと血中コレステロール値については最近かなり明らかにされてきましたが、一般的なコーヒーの飲み方では血中コレステロールを増加させることはありません。
 最近、コーヒーが、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールを増加させるという報告も一部でてきました。
 普通の飲み方では、コレステロールへの心配はないと考えてよいでしょう。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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