銀杏
先日、取れたての銀杏をいただきました。
その銀杏を煎って殻を割ってみると、透きとおったエメラルドグリーンの綺麗な実。苦味がなく、モチモチとした食感で、今までに味わったことのないおいしさでした。
同じ銀杏でも、これほど味の違いがあるものかと感動。
銀杏は、イチョウの実から種を取り出し、表面のぬめりを取り、煎ってから中身を食べますが、コーヒー豆も同じように、コーヒーの実から果肉を取り除き、ぬめりと殻を取ってから焙煎をします。
どちらも同じような工程を経て食用にするという共通点に気がつきました。
そして、どちらも自然の素材そのものの味を楽しむものなんですね。
職業柄、コーヒーの栽培や加工には関心がありますが、どんな食べ物でも、素材の鮮度や栽培過程によって美味しさが変わってくるものだと改めて感じました。
投稿者プロフィール
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愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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