アイスコーヒー用の豆の正体は?!

アイスコーヒーがおいしい季節になってきました。
暑くて喉が渇いたときに、氷を一杯入れたグラスに注がれたアイスコーヒー。
淹れたてのコーヒーで作るアイスコーヒーは、とても香りがよく、さわやかな気分にさせてくれます。
アイスコーヒーには、アイスコーヒー用のコーヒー豆を用意しなければならないと思われがちですが、実はわざわざアイスコーヒー用のコーヒー豆を用意する必要はないんです。


ホットコーヒーでも、深煎りコーヒーが飲みたいときもあれば、浅煎りコーヒーが良いときもあります。苦いコーヒーが好きな方も見えれば、酸味を好む方も見えます。
アイスコーヒーも同じで、好きなコーヒーをアイスコーヒーにして飲めば、もっとおいしく飲むことができ、気分に合わせて楽しむこともできます。
一般的に、アイスコーヒーは深煎りにしていますが、それはグラスに注いだときにコーヒーの色が薄くなりがちなので、深煎りのコーヒー豆を使うようになったんだろうと思います。アイスコーヒーは日本人が飲み始めたといわれていますが、真相はよく分かりません。
だから、一般的なアイスコーヒーは苦味が強くなってます。
でも、味を楽しむなら自分がおいしいと感じるコーヒー豆を使うのが一番。
薫り高い中煎りのモカもおいしいし、マイルドなコクとさっぱりとした酸味のある中煎りのコロンビアなどのアイスコーヒーも、とってもおいしいです。
当店では、夏季限定でアイスコーヒー用の豆を販売しておりますが、それはモカを深煎りにしたもの。
モカ独特の香りを楽しむことができ、アイスにしても琥珀色のコーヒーを楽しむことができます。
だから、アイスコーヒー用の豆といっても、ホットでもおいしく飲めます。
普段のモカは中煎りですので、深煎りと中煎りを飲み比べてみると、コーヒーの奥深さが益々広がりますよっ!

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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